2009年8月 4日
ヨーグルトの普及
日本では歴史的には酪(らく)と呼ばれ、仏教伝来とともに寺院の中などで伝えられていたが、寺院の外の庶民には広まら
なかった。
19世紀末、ロシアの医学者イリヤ・メチニコフがブルガリアを旅行した際、特定の地域に高齢者が多いことに注目。伝統食
であるヨーグルトが長寿の秘訣と紹介したことから、欧州を中心に世界中に広まった。なお、日本の明治乳業は、メチニコ
フの誕生日5月15日を「ヨーグルトの日」として宣伝している。
日本国内でも1915年、広島市のチチヤス乳業が日本初のヨーグルトを発売。しかし一般に普及したのは戦後であり、1950年
に明治乳業から発売されたハネーヨーグルトの発売によるものである。
また、ヨーグルトは発売開始当初は牛乳パックと同じ容器に入れられて販売されていたが、消費者の目には「腐ったミルク
」「固まったミルク」と見られてしまい、販売業者にクレームが出た事から、牛乳との誤解を避けるため現在の形状の容器
に入れて販売されるようになった。
ヨーグルトは乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品。使われる乳には牛乳のほか、水牛の乳、羊の乳、山羊の
乳などがある。乳等省令では「発酵乳」のことである。
気温の高い地方では、生乳のままだと腐りやすいが、乳酸菌で乳を発酵させると保存性がよくなる。乳を醗酵させた後で乳
脂肪分を分離し、バターを得ることもイランなどでは行われていた。
いわゆるヨーグルトに相当する食品は世界各国に存在し、それぞれの国で色々な名で呼ばれている。欧米や日本でこの乳製
品を指すのに用いられるヨーグルトという言葉は、トルコ語でヨーグルトを意味する「ヨウルト(yoğurt)」に由来する。
ヨウルトは「攪拌すること」を意味する動詞yoğurmakの派生語で、トルコにおけるヨーグルトの製法を反映している。この
名称が広まったのは、ロシアの医学者イリヤ・メチニコフがブルガリア(当時はロシアの支配下だが、直前までオスマン帝
国領)訪問の際に、現地の伝統食のヨーグルトを長寿の秘訣として、世界中に広めたからである。
世界のヨーグルト
地方やヨーグルトの歴史が違うと、種として使われるヨーグルトに含まれる菌の種類が違うので、出来上がりも違って来る
。また、使う乳の種類により成分が異なるため出来上がりも違う。たとえば、水牛乳は牛乳に比べて乳脂肪の割合が多いの
でより濃厚なヨーグルトになる。また、表面にクリームの層が出来、その部分がまた好まれたりする。 ブルガリアでは常
時どの家庭でもヨーグルトを料理などに使っている。ヤギの乳を使ったヨーグルトなどいろいろなものが販売されている。
素焼きの入れ物に入れて作り、そのまま素焼きの器ごと販売する地域が多いのは、菌がバランスを崩さすに生きるのを助け
るためだと思われる。この場合常温のまま販売される。また、素焼きの器は多孔質なので、水分が適度に抜けてヨーグルト
がほどよく濃縮されるという効果がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ヨーグルトの普及にはいろいろと大変だったのですね。
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